月: 2025年10月

📘 第29章:クラブに主役を渡せば、ミスは消える

ほとんどのゴルファーは、

「自分が主役」だと信じて疑わない。

だから打つ。だから合わせる。だから考える。

そのすべてが“ズレ”の原因だとは思いもせずに。

でもPROTOは、違う。

**「クラブを主役にしたゴルフ」**をはじめる装置だ。

クラブが“本体”になれば、余計なものはすべて消える

  • 構えたら、戻ってくる
  • タイミングを取らなくても合う
  • 「自分の感覚」で合わせる必要がない

それが、PROTOが「ミスを減らす」本質。

技術や練習でミスを減らすのではない。

主役を交代させることで、ミスを“構造から消す”。

「構える」=「打たない準備」

PROTOでは、構えがすべてになる。

構えただけで、クラブの構造が働き出すからだ。

もう、自分が頑張る必要はない。

自分が頑張った瞬間に、ズレてしまう。

自分が主役のとき、クラブは脇役になる。

だが、クラブが主役になると、

人は“静かにそこに立つだけ”でいい。

その静けさの中で、

スコアは変わり、飛距離が変わり、方向が変わる。

クラブが働けば、人は黙って立てばいい。

PROTOとは、そういうクラブ。

📘 第28章:「打たない」という選択肢

ゴルフなのに、

「打たなくていい」とはどういうことか?

ドライバーは打つもの。

アイアンは狙うもの。

ウェッジは止めるもの。

パターは合わせるもの。

そうやって、

クラブごとに“打ち方”を考えるようになる。

その結果、「打ち方」が増えて、

「自分」が減っていった。

打つことが“前提”のゴルフは、クラブ操作を求め続ける

  • タイミングを合わせ
  • フェースの向きを揃え
  • 弾道を想像し
  • ミスを想定して補正する

すべてが「操作」であり、

すべてが「主役は自分」の構造だった。

でも、PROTOは、

「自分が打つ」ことを前提にしていない。

打たなくていいクラブを持てば、自分は戻ってこれる

クラブに重心があり、

その重心が軸に乗っていて、

その軸が構えた位置に戻るなら、

もう「打つ必要」はない。

打たなければ、

ミスのリスクも消える。

タイミングのズレも消える。

補正も、調整も、思考も、すべて消える。

“打とうとするから、ズレていった”。

“戻ろうとするクラブなら、見守るだけでいい”。

プロトは「打たないゴルフ」への扉。

打たないとは、手を抜くことではない。

むしろ、自分を差し出す覚悟。

クラブに委ねる勇気。

構造に身を預ける潔さ。

PROTO+カウンターは、

“打たない”を成立させるための、構造の証明。

構えたところに戻ってくるなら、

あとは、それを見守るだけでいい。

打たない人が、

一番、真っすぐに飛ばしている。

📘 第27章:「戻ってこない」のは誰のせいか?

クラブが戻ってこない。

しなり戻りが感じられない。

振っているのに、手応えがない。

多くの人はこう言う。

「自分のタイミングが悪い」

「クラブが硬すぎる or 柔らかすぎる」

「もっと練習すれば…」

でも、PROTOはこう言っている。

「戻れない構造にしているのは、あなたです」と。

重心が“どこにもない”クラブに、戻りはない。

  • ヘッドにしか重心がなければ、クラブは戻ってこない。
  • 手元にしか重心がなければ、クラブは暴れる。
  • 重心が芯を貫いていなければ、「戻り」は反応しない。

PROTOは、構造で“戻る”を作る。

しなりを与え、しなり戻りを導くのは、操作ではない。

軸と重心が揃ったとき、“自然に戻ってくる”。

“操作”しようとした瞬間、戻らなくなる。

  • タイミングを合わせようとする
  • 手元でコントロールしようとする
  • ヘッドを感じようとする

そのすべてが、戻りの邪魔をしている。

PROTOは、「戻らせないと打てない」クラブではない。

「戻ってしまう」クラブ。

ただ、構えればいい。ただ、委ねればいい。

戻ってこないなら、戻らない構造を自分が作っている。

戻ってこない理由は、クラブのせいではなかった。

PROTO+カウンターは、“戻り”をプレゼントする。

戻ってこなかったのではなく、

あなたが「戻る必要のないスイング」をしていただけ。

戻るクラブに、戻らないスイングをぶつけたら、

クラブが壊れる。あなたも壊れる。

戻ってこないのは、まだその準備が整っていないだけ。

クラブは、ずっとそこにある。

戻るべき場所に、ずっと立っている。

問い直す。

「戻ってこない」のは、いったい誰のせいだったのか?

📘 第26章:なぜ、触れるだけでズレるのか?

PROTOは、握った瞬間にズレる。

構えた瞬間に「おや?」と感じる。

それは、あなたの中の“基準”とクラブの構造が合っていないというサイン。

ズレの正体は、クラブではない。

自分がズレていたことに気づくクラブ。

グリップを握っただけで、

構造が問いかけてくる。

  • その手元は、誰のためのものか?
  • そのしなりは、どこへ向かっているか?
  • その重心は、本当に「芯」にあるのか?

PROTOは、「芯が合うかどうか」を試す装置。

無意識に触れた瞬間、全身が反応する。

  • 手が浮く。
  • ヘッドが暴れる。
  • タイミングがずれる。

その“違和感”は、ミスではない。

正しくズレた証拠。

いままでのスイングが“合っていなかった”ことに、気づかせてくれる。

「触れる」ことは、もっとも正直な問いになる。

  • 握り方が合わなければ、PROTOは受け入れない。
  • 重心を見失えば、PROTOは戻ってこない。
  • 操作しようとすれば、PROTOは“拒否”する。

だからこそ、ズレに気づいたとき、そこからすべてが始まる。

触れただけで、問いが始まる。

PROTOは、“慣れる”ためのクラブではない。

ズレを直すためのクラブでもない。

ズレていたことに気づく。

そのうえで、「何を変えるか」を選ぶ。

それが、PROTOとの“対話”。

ズレることを、恐れなくていい。

そのズレこそが、

あなたの「芯」への入り口だから。

📘 第25章:なぜ、見るだけでわかるのか?

PROTOは、見た瞬間にわかる。

わからなければ、まだその準備ができていないだけ。

振ってもいない。

打ってもいない。

けれど、構えたときに「違う」と感じた。

それは感覚ではなく、構造が語っている。

カウンターが入っているか。

シャフトがどうしなるか。

重心がどこにあるか。

本体とヘッドが、どう連動するか。

その「答え」は、すでに見えている。

振って確かめる必要は、もうない。

重さを見ればいい。

しなりの向きを見ればいい。

ヘッドと手元の関係を見ればいい。

見えた人は、もうレッスンがいらない。

言葉がいらない。

構造だけが、すべてを教えてくれる。

見る力

クラブを操作する時代は、終わった。

「クラブに委ねる力」こそが、本物の技術。

PROTOとは、

“見抜く力”を持つ人のためのクラブ。

誰にでもわかるクラブではない。

けれど、わかる人にとっては“すでに全部わかっている”クラブ。

だから、

「なぜ打てたか」を考える必要もない。

見るだけで、もうわかる。

📘 第24章:なぜ、打たなくていいのか?

クラブを手にしたとき、

多くの人はまず「試打」しようとする。

打ってみないとわからない。

打てたらすごい。

飛んだら正しい。

——そう信じて疑わない。

けれど、PROTO+カウンターは違う。

このクラブは、打つために存在していない。

構えるだけで、すでに始まっている。

シャフトの重み、カウンターの位置、

その一本の“構造”が、すでに語りかけてくる。

打つ前に、感じることがある。

打たずとも、わかることがある。

それが、構造の力。

打ってどうだった?

ではなく、

なぜ打てたのか? なぜ打てなかったのか?

そこにしか、答えはない。

それを考えるためのクラブ。

それがPROTO。

それが、カウンター。

もう打たなくていい。

見ること。感じること。理解すること。

すべては、そこから始まる。

📖 第23章|なぜ、飛びすぎないのか?

PROTO+カウンターを使うと、

**「飛ぶ」というより「届く」**という感覚になる。

でも、不思議なことに──

飛びすぎて困ることがない。

大きなミスが出ない。

キャリーでオーバーしない。

これは偶然ではない。

理由がある。

■ 「限界まで使って、限界で止まる」

PROTO+カウンターは、

“戻るチカラ”を極限まで使っている。

でもその戻りは、回転軸に沿った動きだから──

無駄がない

外に暴れない

エネルギーが逃げない

芯で当たるから、エネルギーは最大限伝わる。

でも、暴れないから、飛びすぎない。

■ 自然な減速構造

操作してない。

振ってない。

だからこそ──

「行きすぎない」

「止まるべきところで止まる」

「飛びすぎた…が起きない」

それが、PROTO+カウンターの構造。

自然な“減速”が仕込まれている。

■ “抑える”ではなく“通過させる”

「飛びすぎ」を嫌がって

自分で抑えにいく人が多い。

でもPROTOは、

“通すだけ”でいい。

  • しなり
  • 溜め
  • 戻り
  • 通過

クラブが自動で減速する。

だから、“飛びすぎない”んだ。

■ 操作して飛ばした球は、止まらない

手で操作して飛ばす球は、

止まらない。曲がる。風に弱い。

でも、PROTOは──

構造で「飛びすぎない」球を出す。

だから、

安定して、乗る。止まる。信じられる。

📖 第22章|なぜ、戻ったのに曲がらないのか?

普通なら、しなって戻れば

ヘッドが返りすぎて“つかまる”はずだ。

“引っかかる”とか、“チーピン”になるとか。

でも──

PROTO+カウンターは、違う。

戻ってるのに、真っ直ぐ飛ぶ。

なぜか?

■ 「戻る=返る」ではない

まず知っておいてほしい。

“戻る”と“返る”は、別物。

  • 「戻る」は、軸に沿って戻る動き
  • 「返る」は、軸からズレて回る動き

PROTOは「戻る」クラブ。

だからこそ、余計な回転がない。

■ 回転軸がズレない=直進性

クラブが“戻る”とき、

回転軸がズレていなければ、曲がる余地がない。

つまり、

シャフトの芯でしなって、

芯で戻れば、

芯でインパクトする。

だから──

曲がらない。

■ 重さが方向を制御する

PROTO+カウンターの「重さ」は、

ただの“ハードスペック”ではない。

重さ=方向を安定させる要素。

  • ブレない
  • 揺れない
  • 曲がらない

重さは、軌道をつくる。

■ 自分を止めれば、クラブが行く

操作しない。

任せる。

委ねる。

止まる。

そのとき──

クラブが、まっすぐ“通過”するだけ。

振ってないのに、飛ぶ。

戻ったのに、曲がらない。

これが、

PROTO+カウンターの“真っ直ぐの理由”。

📖 第21章|戻ったクラブは、どこに向かうのか?

PROTOは戻る。

じゃあ、その戻ったクラブは、どこに向かうのか?

結論から言う。

ヘッドは、“芯”を通る。

■ “戻る”と“通る”はセット

多くの人が勘違いしている。

「戻る」と「当たる」は別物だと。

でも本当は、違う。

戻れば、通る。

通れば、当たる。

PROTOが戻る理由は、

回転軸がブレないから。

回転軸がブレなければ、

クラブは真っ直ぐしか戻れない。

だから、

芯を通ってくる。

■ 操作して“合わせる”時代の終わり

昔のクラブは、戻らなかった。

だから“合わせる”しかなかった。

けれど今──

PROTO+カウンターは、戻る。

だからもう

操作しなくていい。

クラブが“戻ってくる”限り、

芯を通して“通過”するだけ。

■ 芯を通ると、どうなるか?

インパクトが分厚くなる。

ボールが押し出される。

振り遅れが消える。

そしてなにより──

「当たるって、こういうことか」と脳が震える。

PROTOが戻る。

カウンターが軸を保つ。

自分は何もしない。

それで“芯を通る”。

つまり、

「当てよう」とする人には、一生見えない景色が、

ここにある。

📖 第20章|なぜ戻ってくるのか?

PROTOを手にした人が言う、

「勝手に戻ってくる」という感覚。

でも、それは“勝手”ではない。

戻ってくる理由は、

クラブの構造が「戻るように」できているから。

■ 構造が「戻る方向」に誘導している

PROTOは、しなる。

カウンターは、そのしなりを止めない。

シャフトは柔らかく、

ヘッドは重く、

重心は上がり、

全体のバランスは“回転”に向かう。

つまり──

戻るべき方向に、構造が揃っている。

■ 構造に逆らわなければ、戻る

逆に、

戻ってこないのは、

自分がクラブに逆らっているから。

・力んだ手

・浮いたグリップ

・止まった下半身

そうした“逆らい”がなければ、

クラブはただ、自然に戻ってくる。

■ 「戻る」は操作ではない

戻すんじゃない。

戻ってくるんだ。

戻らせるんじゃない。

戻る“構造”を委ねるだけ。

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