📘 第27章:「戻ってこない」のは誰のせいか?

クラブが戻ってこない。

しなり戻りが感じられない。

振っているのに、手応えがない。

多くの人はこう言う。

「自分のタイミングが悪い」

「クラブが硬すぎる or 柔らかすぎる」

「もっと練習すれば…」

でも、PROTOはこう言っている。

「戻れない構造にしているのは、あなたです」と。

重心が“どこにもない”クラブに、戻りはない。

  • ヘッドにしか重心がなければ、クラブは戻ってこない。
  • 手元にしか重心がなければ、クラブは暴れる。
  • 重心が芯を貫いていなければ、「戻り」は反応しない。

PROTOは、構造で“戻る”を作る。

しなりを与え、しなり戻りを導くのは、操作ではない。

軸と重心が揃ったとき、“自然に戻ってくる”。

“操作”しようとした瞬間、戻らなくなる。

  • タイミングを合わせようとする
  • 手元でコントロールしようとする
  • ヘッドを感じようとする

そのすべてが、戻りの邪魔をしている。

PROTOは、「戻らせないと打てない」クラブではない。

「戻ってしまう」クラブ。

ただ、構えればいい。ただ、委ねればいい。

戻ってこないなら、戻らない構造を自分が作っている。

戻ってこない理由は、クラブのせいではなかった。

PROTO+カウンターは、“戻り”をプレゼントする。

戻ってこなかったのではなく、

あなたが「戻る必要のないスイング」をしていただけ。

戻るクラブに、戻らないスイングをぶつけたら、

クラブが壊れる。あなたも壊れる。

戻ってこないのは、まだその準備が整っていないだけ。

クラブは、ずっとそこにある。

戻るべき場所に、ずっと立っている。

問い直す。

「戻ってこない」のは、いったい誰のせいだったのか?


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