📘 第26章:なぜ、触れるだけでズレるのか?

PROTOは、握った瞬間にズレる。

構えた瞬間に「おや?」と感じる。

それは、あなたの中の“基準”とクラブの構造が合っていないというサイン。

ズレの正体は、クラブではない。

自分がズレていたことに気づくクラブ。

グリップを握っただけで、

構造が問いかけてくる。

  • その手元は、誰のためのものか?
  • そのしなりは、どこへ向かっているか?
  • その重心は、本当に「芯」にあるのか?

PROTOは、「芯が合うかどうか」を試す装置。

無意識に触れた瞬間、全身が反応する。

  • 手が浮く。
  • ヘッドが暴れる。
  • タイミングがずれる。

その“違和感”は、ミスではない。

正しくズレた証拠。

いままでのスイングが“合っていなかった”ことに、気づかせてくれる。

「触れる」ことは、もっとも正直な問いになる。

  • 握り方が合わなければ、PROTOは受け入れない。
  • 重心を見失えば、PROTOは戻ってこない。
  • 操作しようとすれば、PROTOは“拒否”する。

だからこそ、ズレに気づいたとき、そこからすべてが始まる。

触れただけで、問いが始まる。

PROTOは、“慣れる”ためのクラブではない。

ズレを直すためのクラブでもない。

ズレていたことに気づく。

そのうえで、「何を変えるか」を選ぶ。

それが、PROTOとの“対話”。

ズレることを、恐れなくていい。

そのズレこそが、

あなたの「芯」への入り口だから。


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