PROTO 開発ストーリー
伊丹大介プロは、20代から自身のクラブを調整し、30歳でツアーを引退後、レッスンと工房を開始。
レッスンより前にクラブの調整で改善する例を多く経験し、クラブが与える影響の大きさを痛感。
切り返しのミスや力みに悩む生徒たちに対し、柔らかくて重いシャフトに着目するも、理想の製品は存在せず。
鉛を貼ることで試行錯誤しながら、柔らかくてしなる、しかし重みを感じられる”反射するクラブ”を模索。
その結果たどり着いたのが、「重くてしなるシャフト」+「カウンターウェイト」の思想。
“振れる重さ”と”伝わる重心”を両立させる設計思想は、既存製品では不可能だった。
その後、ユーザー協力のもと3年に渡ってテストと改善を繰り返し、PROTO130・PROTO115・PROTO95が誕生。さらに、アイアンでもPROTO130が驚異の効果を発揮し、50g、100gのカウンターウェイトと組み合わせた「 限界くん 」が誕生。
シャフトとカウンターの組み合わせにより、“芯を感じる”という新たなクラブ感覚を創出。
市販スペックと真逆を行くこの構造は、多くのユーザーに”答え合わせ”を促し、試合での結果、プレッシャー下での再現性を証明していった。
そしてついに完成したPROTO75(ブラックボックス)は、”知ってしまった者しか戻れない”クラブとして、静かに浸透を始めている。
PROTOシャフトラインナップ
PROTOTYPEシリーズは、すべて「重くてしなる」ことを前提に設計されたシャフトです。
アイアン・ウェッジ・パターから、ドライバー・フェアウェイウッドまで。
全番手に”同じ感覚”をもたらすために、構造・重量・しなり・重心まで設計されています。
PROTO130
ウェッジ・パター・アイアン用 |実重量:約130g| あえて調子をすてた、しなり
プロトシリーズの原点。
ヘッドを”待てる”、芯に”乗せられる”。
アイアン全番手に使うプレイヤーも続出。
しなり戻りの感覚が、自分の 「 芯 」 を教えてくれる。
推奨カウンター:25g/ 50g/ 100g
PROTO115
アイアン用 |実重量:約115g
アイアン専用に開発された中量モデル。
130ほどの強さはないが、程よくしなり、タイミングが取りやすい。
スチールからの移行にも適したバランス。
推奨カウンター:25g/ 50g
PROTO95
ユーティリティ用|実重量:95g
ユーティリティやショートウッドに。
捕まりがよく、軽量ながら”芯を感じる”設計。
レディースユーザーやシニアにもフィットする。
推奨カウンター:25g/ 50g
PROTO75
ドライバー・FW用|実重量:約80g
「ブラックボックス」の名で呼ばれる異端モデル。
柔らかいのに暴れない。軽いのにしなりが”効く”。
極限まで研ぎ澄ました設計。
10g・25g・50gカウンターとの組み合わせで”異次元”へ。
推奨カウンター:25g/ 50g( 10gは非推奨 )
各シャフトは、単体では完成しません。
あなたの「 手 」と「 頭 」が、クラブと”つながる”ことで、初めてその真価が現れます。
あえて 「調子」 を捨てた理由
世の中の多くのシャフトには「先調子」「中調子」「元調子」といった分類がされている。
だが、それをやめた。いや、最初から必要ないと思っていた。
なぜなら―
「調子」という言葉は便利すぎるからだ。
便利であるがゆえに、思考停止を招きやすい。
「中調子だから、ちょうどいい」
「元調子だからハード」
「先調子だから捕まる」
そんな”ラベル”だけで、シャフトを選び、振り、そして合う・合わないを決めてしまう。
でも、本当に大事なのはそこじゃない。
・シャフトのしなり量
・しなりの戻るタイミング
・そして何より人間の感覚と動きとの相互作用
PROTOは、あえて「調子」の表記をやめた。
そして、スペックを数値と構造で語ることにした。
重さ・カウンター・振動数・長さ・総重量
これらすべてのバランスの中に、一本一本の意味がある。
感覚や経験に頼らず、構造とロジックで伝えることを選んだ。
だからPROTOは、単なる「中調子の〇〇gシャフト」ではない。
そのクラブが、なぜその振動数なのか
なぜそのバランスなのか
なぜその長さなのか
― すべてに、理由がある。
それがPROTO。
それが「あえて調子を捨てた理由」。