第7章 積み重ねは、自芯になる。

PROTOを使い続けて、

構造を知り、

重さを受け入れ、

クラブに委ねていくうちに、

見えてくるものがある。

それが──**「自芯」**。

芯は、クラブの中にあるものだった。

重心、スイートスポット、シャフトの軸。

それを探して、合わせて、整えてきた。

でも気づく。

“芯”は、外にあるんじゃない。

自分の中にも、ある。

手が出ていた。

ズレていた。

ごまかしていた。

でもPROTOを通して、

「操作しない」という選択を何度も重ねることで、

だんだんと“芯”が見えてくる。

積み重ねた感覚、積み重ねた失敗、積み重ねた問い。

それらがすべて、自分の中に1本の軸をつくる。

それが、「自芯」。

自分の芯。

人に見せるものではなく、

揺れそうになったときに、

内側から支えてくれるもの。

PROTOは、その“自芯”と向き合う旅の道具でもある。

振らないことで見えてくる。

委ねたときに見えてくる。

打たないから、当たることもある。

“芯”という言葉を、

こんなに何度も語る意味。

それは──

あなたの中に芯が生まれる瞬間を、信じているから。

「自信」とは、“自芯”なのかもしれない。

クラブの構造から始まったこの旅は、

いつしか、自分自身の構造へとつながっていく。

この先は、あなたの物語。

自分だけの芯を、積み重ねていこう。


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