📖 第19章|しなり戻りと回転軸

PROTOを使い、しなり戻りを感じ始めた時、

多くの人がこう言う──

「勝手に戻ってくる」

だが本当は、

しなりが戻ってきたのではなく、

回転軸と“重なった”から、戻ったように見えるだけ。

■ 回転軸とは、「芯」

スイングにおける回転軸とは、

本体の芯=自分の軸のこと。

クラブを操作せず、

自分の軸を中心に回ったとき、

クラブのしなりが“通る”。

■ しなり戻りは「合わせる」ものじゃない

しなり戻りは、調整するものではない。

「このタイミングで手を返す」とか、

「ここでリリースする」ではない。

PROTO+カウンターは、

ズラせない構造でできている。

だからこそ、自分の回転軸が

ズレていればズレて見える。

■ 合わせるのは、己の「軸」

つまり、しなり戻りに合わせるんじゃない。

自分自身の軸を合わせる。

自分が「構造に同調する」ことでしか、

クラブは“戻ってこない”。

しなり戻りと回転軸が“重なる”と、

通過点である「芯」を貫く。

そして、

クラブは仕事を終えたように収まる。


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